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向山 武彦; 岡嶋 成晃
Journal of Nuclear Science and Technology, 22(3), p.243 - 246, 1985/00
被引用回数:10 パーセンタイル:83.06(Nuclear Science & Technology)FCAにおいてこれまで測定されたドップラー効果の中性子スペクトル依存性につき研究したものである。天然ウラン酸化物試料のドップラー効果のこれまでの測定値から、スペクトル依存性を抽出するために、測定体系のグローバルな体系効果(炉心寸法等)を除去しなければならないが、これには測定位置におけるPu板のサンプルワークスを用いて規格化した。体系中のドップラー効果のエネルギー分布は41keVから100eVであるので、このエネルギー領域に感度の高い炉物理量をスペクトル・インデックスとしてスペクトル依存性を見る。インデックスとして上記エネルギー領域内の中性子の全エネルギー領域に対する割合、又Boron-10(n,)反応率のU(n,f)反応率に対する比の2つのインデックスを定め、これらインデックスを用いて上記規格化ドップラー効果を整理した処、直線関係が得られた。この関係を用いて全炉心にわたるドップラー効果が精度よく求まる。